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最上階の賃貸物件に住むメリット・デメリットのご紹介

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最上階の賃貸物件に住むメリット・デメリットのご紹介


マンションの最上階というと、ドラマに出てきそうな憧れのお部屋ですね。
今回は最上階の賃貸物件に興味のある方に、そのメリット・デメリットとより良く住むためのコツをご紹介いたします。
最上階に住んでみたいと思われた方は、ぜひ物件探しの参考にしていただければと思います。

最上階賃貸物件のメリットをご紹介


最上階のお部屋に住むと、誇らしさを感じられるのではないかと思いますが、では実際の生活をするうえでのメリットはどんなことがあるでしょうか。
具体的な例を見ていきたいと思います。

見晴らしの素晴らしさ

まず1番にいえるのが、お部屋からの見晴らしの素晴らしさです。
周りに高い建物がそびえ立っていない限りは、遠くの山々が見え、夜には夜景が楽しめたり、季節によっては花火大会の花火が自宅のベランダから観賞できたりといった利点があります。
とくに最上階の場合はほかの階とは違い、ルーフバルコニーがあるケースも多く、お友だちを招いてディナーをしながらの花火観賞会なども素敵な思い出になるかもしれません。
特別な風景を見られるだけではなく、特別な時間を過ごせるのも、最上階の特権といえるのではないでしょうか。

防犯やプライバシーの対策になる

高層マンションの場合であれば最上階に限りませんが、周りに同じような建物がない限りは外からの視線が気になることはありませんので、プライバシーが保てるのは大きなメリットです。
また過去に警視庁から発表されたデータでは、上層階になるほど窃盗などの被害に遭う率が低いことがわかっています。
防犯面でも安心できる環境にあるといえます。
ただし最上階だという安心から、窓を開けっぱなしのまま外出してしまったり、施錠を忘れたりしては元も子もありませんので、気を緩めないような心がけが必要です。
安心しすぎず、最低限の防犯対策はおこないましょう。

虫がいない!

虫はあまり高いところまでは上がってこないといわれています。
これは虫が生息する自然や水回りから距離があるため、マンションの高層階までは飛んでこないためです。
夏になると蚊やハエ、ゴキブリなどと戦う日を恐れながら過ごされている方もいらっしゃると思いますが、その不安から解放されるのは、とくに虫嫌いの方によっては大きなメリットです。

そのほかにもこんなメリットが!

日当たりが良く、風通しも良いので春や秋は本当に気持ちよく過ごせます。
お休みの日にはベランダやテラスに出て、のんびり本を読んで過ごすのも素敵な時間の使い方ではないでしょうか。
また上にお部屋がないので、上からの物音がしないのも大きなメリットです。
一般的に賃貸住宅は分譲よりも床が薄く、上の階からの物音が聞こえるケースが多いといわれていますので、それを回避できるのは静かに暮らしたい方にはありがたい環境です。

最上階賃貸物件のデメリットをご紹介


どんなことでも、メリットがあればデメリットも存在するものです。
こちらでは、最上階の賃貸物件にはどんなデメリットがあるのかを具体的に見ていきましょう。

夏の日差しでお部屋が暑い

最上階のお部屋の場合、太陽の光を直接お部屋の屋根部分で吸収するために、お部屋の温度が上がりやすくなります。
そのため夏の間はエアコンが必需品となり電気代がとても高くつく、といった声も聞かれるほどです。
とくに西向きのお部屋の場合は、午後から日差しがより強くなるため、室内はその熱がこもったまま夜を迎えることもあるようです。
そういった声から、最近では天井部分に断熱効果のある素材を使用している物件もあるようですので、気に入った物件を見つけられたときには、確認されることをおすすめします。

他の階よりも家賃が高い

マンションでは高層階に行くほど家賃が高く設定される傾向にありますが、最上階はとくにそのような傾向が強く出ています。
1つの理由として、メリットにも挙げた日当たりの良さやプライバシーの問題なども挙げられます。
また最上階ではほかの階よりも間取りが広いケースも多くありますので、そういった点からも家賃が高くなる傾向にあります。
支払う家賃は高くても、設備や住環境で納得できる場合もあると思いますので、何を優先するかを決めておきましょう。

エレベーターの待ち時間が長い

1階から最上階までエレベーターが上がってくるまでには、ほかの階よりも時間がかかります。
「時間がかかるといっても少しじゃない?」と考えられる方も多いのですが、1回あたり1分の待ち時間だったとしても、それが毎日のことになると意外にもストレスを感じるとの声が多く集まっています。
たとえば朝の時間は1分でも惜しいものですので、朝の通勤タイムで考えると、日々タイムロスを感じることになるのではないでしょうか。
また、もし忘れ物をしてしまっても、待ち時間の長さを考えると取りに帰ることが億劫になることも考えられます。
毎日の生活のことですので、どこまでの時間であればストレスを感じず、許容できるのかを考えておいた方が良さそうです。

そのほかのデメリット

そのほかには、地震が発生した際には揺れを大きく感じたり、火事の際など逃げるのに時間がかかったりすることもあり、影響が大きくなる傾向にあります。
滅多に起きることではありませんが、起きると命に関わることでもありますので、ご自身の安心のためにシュミレーションしておかれた方が良さそうです。

最上階の賃貸物件の暑さ対策をご紹介


 最後にデメリットの1つである暑さへの対策、解決方法をご紹介します。
このように対策をすることで、デメリットは減りますので、ぜひご参考ください。

お部屋の風を動かす

換気扇やサーキュレーターを使って、お部屋の中の空気を回すことによって室内の温度を変化させることができます。
風が通るようになると涼しさが感じられるようになるのはもちろん、室内の暖かい空気を、サーキュレーターを使って室外に追い出すことで室内の温度が下がります。
温度が下がったら今度はエアコンの冷気を室内に循環させるように回せば、涼しく過ごすことが可能です。
サーキュレーターは冬でも暖気を部屋の中に回すことで暖かさが行き渡るようになり、季節問わず洗濯物を乾かす時にも役立ちますので1台あるととても便利です。

カーテンなどで遮熱する

窓からの熱を遮断するため、断熱カーテンを使用すると外からの熱をシャットアウトすることが可能です。
また、日本ならではの風情のある「すだれ」を使用することもおすすめです。
すだれは窓全体を覆っても風通しが良いだけでなく直射日光を避けられ、何より最近では100円ショップなどで購入することができるため、手軽にできる対策だといえるでしょう。

昔ながらの打ち水も効果的!

そのほか、ベランダやテラスなどに打ち水をするのも効果的です。
水分が蒸発するときに熱を吸収してくれるため、気温を下げてくれるという仕組みです。
打ち水は朝一番に撒いておくのが一番効果的といわれていますので、朝起きて出かけるまでの間に撒いておきましょう。
夕方までは効果が続くといわれていますので、帰宅されたときも暑さが和らいでいる可能性が高いです。
また帰宅後にもう一度撒くと、夜の寝苦しさも和らぐでしょう。

まとめ

最上階の賃貸物件に関するメリット・デメリット、その対策をまとめました。
憧れの存在ともいえる最上階のお部屋ですので、できる限り理想に近い形のお部屋を見つけられるよう、早くから情報収集されることをおすすめします。